混浴のマナー

かけ湯は必ずしましょう

混浴は公共の場、公衆浴場です。
これは男女が分かれた普通の浴場でも同じ事ですね。

公衆浴場のお湯を汚すという行為は、実は違法行為で、
民事法及び刑事法で罰せられる行為となってしまいます。

本来ならば、身体を洗ってからお風呂のお湯に浸かりたいものですが、
混浴には洗い場がない場所も珍しくありません。

秘湯や豪雪の中の露天風呂なども数多くありますから、
身体をしっかり洗ってからお風呂に入るというのは難しい場合もあります。

そのような場合でも、お湯に浸かる前のかけ湯は必ず行いましょう。

身体の汗を洗い流す、陰部(性器や肛門)を軽く洗うなど、かけ湯を行うだけでも
大腸菌などの細菌や身体の垢・汚れをかなり洗い流す事ができます。

かけ湯は公衆浴場のマナーだけでなく、自宅のお風呂でも同様ですので、
子供連れで混浴に入る場合などにも、最低限のマナーとして家庭でしっかり教えておきましょう。

痴漢行為に注意しましょう

入浴者の中には一部ですが、痴漢行為をする人も少なからずいます。
女性を追いかけまわしたり、着替えやお風呂に入る際に目線を向けたままの人などがいい例です。
そういった場合には、勇気を出してひとこと声を掛けましょう。

「すみませんが、目線を外してもらっていいでしょうか?」など、
なるべく優しく声を掛けてみましょう。
そうすると大抵の男性は目線を向けるのをやめてくれます。

しかし、あまりにも露骨にしつこく見てくる人や、追いかけまわすような行為に及ぶ人の場合には
はっきりと注意をする事が必要です。
混浴の露天風呂ですので、男女が一緒に入浴するのは当たり前の事ですが、

自分勝手な行為で他の入浴者を不快にさせていはいけません。

裸の女性に過剰な視線を向けるのも大きなマナー違反であり、違法行為です。
男性はそのような痴漢行為に及ばないように、
女性は痴漢行為をされたら勇気を出して注意をする事を心がけましょう。

盗撮に注意しましょう

女性の皆さんには浴場内で裸を見えにくくする事と同様に、
混浴で気をつけて欲しい事が他にもあります。
それは「盗撮」と「痴漢」です。

露天風呂は、入浴者以外の目も気をつけなくてはなりません。
外部から浴場内が丸見えの温泉や、他の建物からも見えてしまうお風呂は、
外部からの盗撮がとても多いのです。

浴場内にいる男性は同じ入浴者ですから、裸が見られてしまうのは仕方がない事です。
しかし、外部からの視線や、カメラよる盗撮行為は犯罪になります。
このように露天風呂では、外部から堂々とカメラのレンズを向けてくる人が
後を絶たないのが現状です。

外部からの視線をシャットアウトする

混浴温泉では、外部からの視線をシャットアウトする入浴方法が必要となります。
もし、あまりに開放的すぎる露天風呂の場合は、入浴者の方に見られるのは仕方がないと諦めて、
外部から見られないようにする事を心がけた方が身のためです。

たとえば着替えの際など、外部の道路や他の建物の方向から裸が見られないように、
外部に背を向けて着替えたり、入浴する時にも外部には背を向けて入ったりして、

自ら盗撮を防いでいきましょう。

盗撮された写真や映像は記録として残ってしまい、簡単に第三者の目に広まってしまいます。
自分が知らないところでそんな事が行われているのは、とても怖い事ですよね。
外部からの盗撮の危険性が高い露天風呂では、自分の身は自分で守る事が必要となります。
女性の皆さんは十分に気をつけましょう。

ゴミは持ち帰りましょう

混浴に限らず、自分が出したゴミは持ち帰るのが最低限のマナーです。

温泉は一見、ゴミが出る事はないように思えますが、水を飲んだ後の空のペットボトルや
空きカンなどのゴミが結構捨ててあるのが現状です。

他にも使い捨ての歯ブラシ、剃刀、シャンプーやリンスの空の容器も
置きっぱなしで帰ってしまう人もいます。
このようなゴミが出てしまった場合は、浴場にはゴミ箱など設置してありますので、
そこに必ず捨てましょう。

また、タバコに関しても注意を払わなければなりません。
露天風呂でタバコを吸うのもマナー違反となってしまいます。
中には、灰皿が設置されている浴場もありますが、

基本的に露天風呂での喫煙はマナー違反とされていますので気をつけましょう。

タバコのヤニはお湯に溶けやすく、煙もお湯に溶け込みますので、
他の入浴者の方にも多大な迷惑が及んでしまいます。
タバコを吸う場合には、お風呂から出て、灰皿の場所まで行ってから吸いましょう。

無断撮影は禁止!

混浴は全員が裸で入浴していますので、写真撮影には十分な注意が必要です。
実際に写真やビデオを撮影していなくても、
カメラのレンズを向けるだけでマナー違反となってしまいます。

女性が入浴している場合は特に注意してください。

もし、お風呂全体や景色を撮影したい時に、他の入浴者の方がどうしても写ってしまう場合には、
撮影しても良いのか、直接皆さんに了解をもらってから撮影しましょう。

また、中には撮影禁止の浴場もあります。
その場合は、浴場の管理者の方に了承してもらってから撮影してくださいね。

カップルや夫婦の皆さんへ

カップルで混浴に入る人たちはとても多くいらっしゃいますね。

パートナー同士で一緒に入るのは決して悪い事ではなく、安全面でもとても安心な事なのですが、
二人だけがお風呂に入浴しているわけではありません。

あまりに仲良くしすぎるのは控えましょう。

混浴は公共の場ですので、いちゃいちゃしすぎるのは程ほどに!
節度を持って入浴しましょう。

身体はよく拭いてから脱衣所へ

女性の混浴入浴のコツでも書きましたが、お風呂から上がった後は

必ず身体を拭いてから脱衣所に向かう事が公共浴場におけるマナーです。

身体を拭いてから行かないと、脱衣所の床がびしょ濡れになってしまいます。
水浸しになった床を歩くのはとても不快ですよね。

そして、脱衣所に向かう前に身体を拭かないのは、特に女性に多く見られています。
裸を見られたくないから身体は拭かない、という自分勝手な行動は許されません。

水滴が床に落ちて水浸しになってしまわないように、
身体をよく拭いてから脱衣所に向かいましょう。

飲食厳禁

温泉では飲食は禁止されています。
食べる事はもちろん、飲酒もダメです。

お酒を飲んでからの入浴も禁止されているので、気をつけましょう。

また、仲間内で大騒ぎしたり、大声を出したりする事も他の入浴者の迷惑になります。
混浴は公共の場所ですから、自分勝手な行動は控えましょう。

女性の混浴入浴のコツ

混浴に入浴する際に、バスタオルを身体に巻かなくても、裸を見られないようにする事は可能です。

しかし、100%見られないように・・・というのは少し無理があります。
あくまでも混浴ですから、男女が一緒に入浴するのは当たり前の事です。

そんな混浴でも少しでも裸を見られないようにするために、
女性が上手く入浴できるコツを紹介していきます。

混浴入浴のコツの中には守りたいマナーも含まれるので、知っておくと一石二鳥ですよ^^

服の脱ぎ方

脱衣所に行く前に、脱ぎやすい服装にしておきましょう。
プラジャーも外しておいて、靴下も前もって脱いで行くのがベストです。

服装はスウェットやジャージの上下、靴はサンダルなどの脱ぎやすいものがおすすめです。

また、長い髪はあらかじめ結んだり束ねたりして、キャップをかぶるのがマナーです。
衛生面のマナーとして、髪の毛は長く垂らしたままにしておかないようにしましょう。

脱衣所に行ったら、服を脱いだ後すぐに身体を隠せるよう、タオルを広げて準備しておきます。
この時のタオルはバスタオルではなく、普通のスポーツタオルサイズのタオルを使います。

大きいタオルは浴場では邪魔になってしまいますので、
身体の前側を隠せるくらいの大きさのタオルを使ってください。

そして、誰もいないタイミングで脱衣所に入り、時間をかけずに素早く服を脱ぐのがコツです。
素早く裸になれるように、パンティと下のスウェットは同時に脱ぐのがポイントです。

上も脱いだらすぐに、準備していたタオルで隠しましょう。
あまり焦りすぎると濡れた床ですべってしまう恐れなどもありますから、
落ち着きながら、でもできる限り素早く服を脱ぐように心がけてくださいね。

浴場での歩き方

スポーツタオルの大きさのタオルは、
縦に使うと身体の前(胸・お腹・陰毛)を全て上手く隠す事ができます。

タオルを縦に使って、上手く身体を隠しながら移動してください。

ただ、後ろを隠す事はできないので、おしりは見られても仕方がないという事で、
そこは諦めましょう^^;

かけ湯

湯船の前でしゃがみ、胸をタオルで隠しながらかけ湯をします。
お湯が熱いお風呂の場合には、足から順にお湯をかけましょう。
そしてここで、裸を見えにくくするコツがあります。

混浴で特に裸を見られやすいのは、着替えをする時とお湯の出入りの時。
このかけ湯の時間をどれだけ短縮し、且つ素早く、
お風呂に一気に浸かれるかがポイントとなってきます。

熱いお湯には身体を慣らさなければ一気に浸かれませんので、
素早くしっかりとかけ湯をしていきましょう。

もちろん、かけ湯のマナーもしっかり守りましょう。

だんだん熱さに慣れてきたら、桶に汲んだお湯で性器と肛門を洗い流します。
この時は人がいる方向から斜め後ろを向き、胸からタオルを外して膝に置きましょう。
陰部のかけ湯はこの体勢で素早く行えば、裸も見られにくくなります。

隠すところと隠さないところをはっきりさせる事も、混浴入浴のコツです。
また、かけ湯をしながら自分がどの場所に入ろうか、場所を見つけておくのもおすすめです。
そうすると浴場を歩く時間も短縮でき、スムーズにお風呂に浸かる事ができます。

湯船の入り方

お風呂の出入りも裸が見えやすくなるポイントですので、ここも素早く動きましょう。 先ほどの後ろ向きの体勢のまま、タオルを手に持ち、胸を隠します。
まず、片足を横向きにお湯の中に入れて足場を確認。
そのまま素早くお湯に一気に浸かりましょう。

胸までお湯に浸かってしまえば、たとえ透明なお湯でも身体は見えにくいので心配はありません。
移動する時も、胸までお湯に浸かったまますれば楽勝です^^
それから、タオルは絶対にお湯に浸けないように!

半身浴をする時には

半身浴をしたい!という人にも上手く裸を隠せるコツがあります。

冷たいタオルでは寒くなってしまうので、お湯をかけたタオルを半分に折って、胸を隠します。

最初のうちは恥ずかしいと思いますので、胸全体をタオルで隠してください。
混浴に慣れてきた人の中には、乳首だけが隠れるように首からタオルを下げるだけの人もいます。
このやり方だと、両手が空くのでとてもリラックスして半身浴をする事ができますよ。

また、身体を隠すのはタオル限定です。
長い髪の毛で胸を隠すのは×。
衛生面を考えて、髪の毛はお湯につかないように束ねてまとめておくのがマナーです。

混浴中の休憩

入浴中にお風呂から上がって、座って休憩する場合がありますね。
その時も歩く場合と同様に、タオルを縦に使って上手く身体を隠しましょう。
胸から女性器まで包むようにして隠してください。

特に女性器はデリケートなので衛生面を考えて、直に座らずにタオルを股に通して隠すようにしましょう。
岩場の露天風呂の場合は特に注意が必要です。

髪と身体を洗う時には

髪を洗う時には、胸と足をぴったりと付けて身体を隠して洗いましょう。
身体を洗う時は、髪を洗う時と同様に胸を隠し、タオルで石けんを十分に泡立てます。

この泡で、身体を上手く隠していくのです。
まずは胸から洗って、泡で胸を隠し、そのまま他の場所も素早く洗って洗い流しましょう。

混浴の出方

お湯に入る時と同様で、出る時も身体が見えやすくなります。
ここも素早く動きましょう。
まずお湯から上がる時、立ち上がりながらタオルで胸を隠します。

この時、タオルは折らずに丸めておくのがコツです。

丸めたタオルはサッと広がりやすいので、すぐに身体を隠す事ができます。
そして、歩く時の姿勢を素早くつくりましょう。

また、浴場はとてもすべりやすくなっていますから、
バランスを崩さないようにお風呂から上がってください。
タオルは両手で持たずに、必ず片手は空けておきましょう。

片手を空けておけば、縁に手をついてスムーズにお風呂から上がる事ができます。

そうしないと、誤って体勢を崩した時に悲惨な事になり兼ねません。
ここでも隠すところと隠さないところははっきりとさせて、
バランスを崩さないよう十分に気をつけながら素早くお風呂から上がる事を考えましょうね。

服の着方

お湯から上がったら、まずは浴場に後ろ向く体勢で、タオルでよく身体を拭きましょう。
脱衣所に行く前に身体は必ず拭く、という事は公共浴場での最低限のマナーです。

水が滴らない程度に身体を拭けたら、脱衣所に向かい、
乾いたバスタオルでしっかり拭いてください。

拭き終わったら、バスタオルを巻いたまま、上のスウェット(またはジャージなど)を着ます。
そしてバスタオルを外して、下を履きます。
パンティーと下のスウェットは、脱いだ時に重ねてあったので、素早く着る事ができますね。

以上が女性のための、混浴入浴におけるコツです。
裸を見られにくくできるコツや、見られやすいポイントを覚えておけば、
混浴に行っても周りの目ばかりを気にせず、リラックスして混浴を楽しむ事ができます。
是非参考にしてみてくださいね^^

タオルはお湯に浸けちゃダメ

タオルをお湯に浸ける行為は、混浴に限らずに公衆浴場の禁止行為です。
普通の男女別の公衆浴場でも禁止されていますので、十分に気をつけましょう。

テレビ番組や雑誌類の温泉特集などで、
タオルを巻いてお風呂に入っている映像を観た事がある事かと思います。

これは撮影の許可を取って行われていますので、本来は固く禁止されています。

バスタオルを巻いて入浴しても良い特例としては、開放的な露天風呂などがあります。
外部からの視線、盗撮の危険などがあるため、女性が入浴しづらいという理由です。
こういった場合だけはバスタオルを巻いて入浴する事が認められています。

バスタオルを巻いての入浴はマナー違反

しかし、バスタオルを巻いての入浴は基本的にはマナー違反の行為です。
本人の恥ずかしさは少なくなりますが、他の入浴者にはとても迷惑な行為です。

タオルの毛くずが散らばる、お風呂から上がった際にタオルに付いた湯ノ花も浴場に散らばるなど、
他の入浴者を不快に思わせてしまう事がたくさんあります。

また、かけ湯のマナーにもあたりますが、バスタオルを巻いて入浴する人にはかけ湯をせず、
陰部などを洗わずに入る人もいるのが現状です。

このマナー違反はバスタオルを巻いて入浴する女性に特に多く見られ、
混浴の最低限のマナーとして問題視されています。

タオルを巻いて入浴する事は、とても不衛生な行為で、
本当に温泉好きな人には言語道断の、大きなマナー違反となってしまいます。

「個々人の恥ずかしさ<入浴者全員の衛生面」という事をしっかり意識しましょう。

だけど、「どうしても裸を見られるのが恥ずかしい!」
という女性の皆さんもたくさんいらっしゃいますよね。
次はそんな女性の皆さんに、裸を見られにくくできる混浴入浴のコツをおすすめします。